ヘレニズム・２０HELLENISM　２０

商品詳細

「この一服を文豪開高健に捧ぐ。」 HELLENISM

ライフスタイルセレクトショップ「サロン　ド　シマジ」の島地勝彦氏は、知る人ぞ知る、元週刊プレイボーイの名物編集長。
このパイプたばこは、氏が文豪·開高健へのオマージュとしてプロデュースした。
ファッション、酒などと同様、たばこにも拘りを持つ島地氏は、ニューヨークとロス、米国の東西にパイプ界の両雄としてあった二つの店のハウスブレンドを混ぜ、常喫していた。
それを故·開高健が気に入り、東西の融合を示す「ヘレニズム」と命名。

島地氏は文豪に、その生涯を通し「ヘニズム」を提供し、死後も墓前に捧げると誓った。
その心を柘製作所が受け、ドイツのダンタバコに製品化を交渉し、このたばこが実現した。

缶のラベルには、正面に"HELLEN ISM" "salon de SHIMAJI"
側面に「この一服を文豪開高健に捧ぐ」とある。
蓋を開けると、甘酸っぱさと甘いバニラが複雑に交じり合う香り。
しかし、着火するとアマレットの喫味が口腔内に広がり、そのギャップに驚く。
それをビターな風味が支え、後味にはクリーミーなバニラを感じる。
多重性のある最初の一喫だけでなく、喫煙中、プルーン、蜂蜜、バニラ、ヌガーピスタチオのフレーバーが展開する。
この移り変わりは小説の短編集を読んでいるよう。
一服の煙でこれほどの変化を感じたことがあるだろうか。
ブレンドは、バーレー、バージニア、ブラックキャベンディッシュ。
それほどストロングではなく、常喫用として愉しめる。
ドイツ製

20g入り